少年大会における「両袖を持って施す投げ技」の取り扱いについて
最近、少年の大会等におきまして、「両袖を持って施す投げ技」によって、投げられた選手
が顔面及び頭頂部から落下し、頸椎損傷あるいは脳振盪等を起こすケースが報告されていま
す。少年柔道の基盤は「基本の習得」と「安全管理」であることは明白です。そこで、全柔連
審判委員会では、現行の「少年大会特別規定」の改定の必要性を認識し、改定作業に着手して
おりました。
今回の改訂検討の結論として、特に発育発達段階の視点から、全柔連主催の少年の大会(中
学生以下)においては、「両袖を持って施す投げ技」を禁止とし、施した場合には「反則負
け」とすることにしました。
詳細は以下の通りです。